ANAの場合、1マイルの価値は何円になるのか?
参考まで私が過去に調べたデータをアップします。
国内線の場合
※下記表はANA 2019/9/12(土)-9/13(日) レギュラーシーズンの土日で羽田からの往復航空券の料金をベースに1マイルの価値を表示しています。2020年3月10日調べ。
羽田往復 | 必要マイル数 | 運賃 | 1マイル当たり |
---|---|---|---|
札幌 | 15,000 | 33,720円 | 2.2円 |
伊丹 | 12,000 | 24,300円 | 2.0円 |
沖縄 | 18,000 | 39,420円 | 2.2円 |
石垣 | 20,000 | 50,080円 | 2.5円 |
上記表のとおり国内線のANA1マイルの価値は、おおよそ2円から2.5円となります。
私はざっくり約2.2円として、国内旅行の場合、2.2円以上ならマイルを使い、それ以下の場合は運賃を支払いマイルを貯めるようにしています。
ただ現実的には、私の場合国内線でマイルを使うことはめったにありません。
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国際線の場合
※下記表はANA 2020/2/20(土)-2/23(火) レギュラーシーズンの東京(成田or羽田)からの往復航空券の料金をベースに1マイルの価値を表示しています。
(B)はビジネスクラス、(F)はファーストクラスになります。2020年3月10日調べ。
東京往復 | 必要マイル数 | 運賃 | 1マイル当たり |
---|---|---|---|
香港 | 40,000 | 16万円(B) | 4.0円 |
シンガポール | 60,000 | 28万円(B) | 4.7円 | ハワイ | 65,000 | 23万円(B) | 3.5円 | 120,000 | 37万円(F) | 3.1円 | サンフランシスコ | 85,000 | 62万円(B) | 7.3円 | 150,000 | 114万円(F) | 7.6円 | ニューヨーク | 85,000 | 72万円(B) | 8.5円 | 150,000 | 134万円(F) | 8.9円 | パリ | 90,000 | 65万円(B) | 7.2円 | 160,000 | 146万円(F) | 9.1円 | ロンドン | 90,000 | 67万円(B) | 7.4円 | 160,000 | 147万円(F) | 9.2円 | フランクフルト | 90,000 | 64万円(B) | 7.1円 | 160,000 | 142万円(F) | 8.9円 |
上記表のとおり国際線のANA1マイルの価値は、おおよそ3円から9円となります。
私はアジアなら5円、北米・欧州なら8円と換算しています。
ただ、欧州の場合はほぼ1回分のマイルでヨーロッパ2往復のANAマイル術でも解説したように137,500マイルで210万円の航空運賃ということも可能です。
この場合、1マイル当たり15.3円となり、お得感いっぱいです。
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還元率10%超
上記の欧州2往復におけるANA1マイルの価値15.3円がいかにすごいことかと言いますと、私のような陸マイラーの場合、クレジットカードで買い物をしてマイルを貯めます。
ざっくりクレジットカード購入額100円で1マイル貯まります。
欧州2往復における1マイルの価値が15.3円ということは、私の場合100円の買い物をして15.3円の価値のあるマイルをもらっているということになります。
単純に計算すると還元率15.3%になるのです。
これは極端な例としましても、私はこんな感じでマイルの価値を計算し、どのクレジットカードで決済するかを決めています。
例えば楽天ポイント還元3%なら、楽天カードを使った方がいいか、ANAのクレジットカードを使った方がいいかを比較します。
国内線でマイルを使うと還元率2.2%、国際線なら5%から8%、欧州2往復なら15%ですので、例えば、その時シンガポールに行きたくてマイルを貯めているなら、私にとっての1マイルの価値は5円(還元率5%)になります。
ですから楽天ポイント3%が得られなくてもANAカードで決済した方がお得、ということになります。
面倒臭そうですが、私はボケ防止のいい頭の体操になりますので、楽しく実践しています。
もちろんANA1マイルの価値は人それぞれ異なりますので、ご自身のプランに合わせて考えていただければよいかと思います。
楽しくマイルを貯めて楽しく旅行ができたらそれでいいですよね。