老後の自由な年金生活に向けて私が実践したこと（その２）は、「テレビ通販は見ない」ということです。
私は、テレビ通販はダイレクトレスポンスマーケティングの究極系だと思っています。
ダイレクトレスポンスマーケティングとは、「今すぐお申し込みください」「無料サンプルはこちらから」「無料でガイドブックをお送りしています」など、広告を見ている方に購入や無料相談・無料サンプル・無料冊子などの注文をさせる広告手法です。
テレビ通販やネット通販などはダイレクトレスポンスマーケティングの代表例になります。
消費者の購買心理を巧みに突いた広告で、ついついそのものが自分にとって必要なものと思い込み購入してしまいます。
例えばサプリメント、テレビ通販を見ていると、自分にとって必要なものと思い買ってしまいます。
ウォーターサーバー、あると便利ですよね。キンキンに冷えた水、熱々のお湯も出ますのですぐにコーヒーが作れます。しかも天然水。電気代もわずか、今ならサーバーレンタル料・設置費用無料。ついつい申し込んでしまいたくなります。
最新式の掃除機、吸引力がアップし、しかも軽量。充電式で持ち運びも楽。分割払いの手数料もかからない。欲しくなります。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、食品なら高級肉、カニ、果物、ケーキ、消費者の購買心理を巧みに突いた素晴らしい広告ばかりです。
特にテレビ通販の場合は、広告費がかかりますので、その手法は洗練され、本当に欲しくなってしまいます。
ということで、テレビ通販を見ていたらお金がいくらあっても足りません。
そこで私は、テレビ通販のＣＭは見ないようにしました。
これが、私が老後の自由な年金生活のために始めた２つ目のことです。
簡単に言ってしまえばテレビ通販を見ないことで、余計なものを買わずに済むようにしたということです。
追伸
若い方で、ネット通販やマーケティングコンサルなどで自由に稼ぎたいと思っている方は、テレビ通販はとてもよいダイレクトレスポンスマーケティングの教材ですので、勉強のために見るのはよいかと思います。
始めに何を言って消費者の興味を惹き付けるか、どんな恐怖を煽っているか、どんなメリットを言っているか、価格はどのタイミングで発表するか、申し込み方法は、などダイレクトレスポンスマーケティングの完成形です。勉強にはとてもよい教材です。
